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「学校行事妄想の中に少し含まれていた恋愛要素についてもっと知りたいです。女の子たちのスペックや馴れ初め、その後の展開等詳しく教えて下さい。」

Q.「遊さんか以前答えられていた学校行事妄想を非常に楽しく読ませて頂きました。記事の中に少し含まれていた恋愛要素についてもっと知りたいです。女の子たちのスペックや馴れ初め、その後の展開等詳しく教えて下さい。

 

A.

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前回はジャニーズ総勢37名を生徒会・文化祭運営局・体育祭運営局の3つの組織に割り当てました。今回は、生徒会の恋愛模様に限定して描きました。という訳で、メインで登場するジャニーズは、仲田拡輝・七五三掛龍也・重岡大毅・阿部亮平・森田美勇人の局長クラスと、監査局員の小瀧望です。

 

※注意※

今回は恋愛ものということもあり、セリフのやり取りで場面が展開するのでケータイ小説っぽいと思います。これまでのインタビューズとは形式が違うため、所謂ドリ小の類いが苦手な方は回れ右でお帰りすることをお勧めします。

 

 

 

 

 

 

【生徒会長の仲田拡輝(高3)×幼馴染みの彼女(高3)】

 

中高一貫校に入学する以前に、小学校から幼馴染みの2人。一緒の時間を共有するうちに、いつの間にか彼女を好きになっていたことに気付きます。彼女は165㎝ほどの背丈とモデル並みの細さを兼ね備え、目鼻立ちがハッキリした美人で、少し風変わりなところがあるサッパリした性格。ヒロキはいつまで経っても想いを告げることが出来ず、関係性が変わらないまま高校生に。なんだかんだ通学を共にし、勝ち気な彼女に振り回されながらも一緒にいることの多い2人は公認カップルさながらの仲の良さです。彼女は生徒会の会計局長と仲良しのため、放課後もお喋りをしながら過ごし、生徒会の仕事が終わると帰宅する方向が同じのため2人でよく帰っていました。しかし、とうとう卒業式を迎え、結局告白出来ず終いで高校生活最後の日を迎えたその日も、一緒に帰ることになります。

 

「この道を通って帰るのも今日で最後だねー」

「そうだね…」

「ヒロキとも今日でお別れかー。」

「…」

「結局12年も一緒に通ったもんね。まあ色々あったけど、今となってはいい思い出じゃん?」

「…」

「…なんか言ってよ。そうか、私と通学出来なくなるのがそんなに寂しいか。笑」

急に立ち止まるヒロキに、彼女も足を止める。

「あのさ、…俺、お前のことずっと好きだった。」

「…」

「だからk

「言うのが遅いんだよ。」

「ハッ?」

「うわー今日もう卒業式なんだけど?今日告るってどういう神経してんの?」

スタスタと歩き出す彼女を慌てて追いかけるヒロキ。

「えーっと…」

「あーあー制服デートとかしてみたかったなーもう無理だなー誰かさんのせいで。」

「ちょ、ちょっと…」

「まあでも、大学受かれば4月からも一緒か。ヒロキが受かればの話だけど。笑」

「え…」

歩きながら話しているうちにいつもの分かれ道に。彼女が表情を変えずにくるりと身を翻してヒロキと向き合います。

「私は間違いなく受かってるので問題なし。じゃあね〜」

「え……、え?!で?!」

頭が混乱したまま立ちすくむヒロキは、心なしか嬉しそうな顔をして帰ってゆく彼女の後ろ姿をただ呆然と見つめていました。

 

 

 

【副生徒会長の七五三掛龍也(高2)×同じクラスの彼女(高2)】

 

生徒会室では生徒会長のヒロキを足蹴りにする俺様七五三掛様なしめちゃんも恋では臆病のよう。高2のクラス替えで、一緒になった彼女に一目惚れしたしめちゃん。茶道部に所属する彼女は、華奢で色白、ぱっちり二重で可愛らしく大人しそうな雰囲気を醸し出しています。クラスでつくったLINEグループのメンバーから彼女を見つけ、個人的に送ったことがきっかけにやり取りをするようになります。ラインでは積極的になれるしめちゃんですが、教室で顔を合わせると恥ずかしくてつい目を逸らしてしまいます。一緒に帰る約束をこぎつけても、いざ2人きりになると何を話したらいいのか分からず無言になってしまい気まずい雰囲気にため息をついてしまうことも。自分の事に精一杯で彼女が不安がっていることに気付かないようです。告白も出来ないまま月日が経ち、ヒロキに「しめまだ告ってないの?かっこわりぃ〜」と発破をかけられ「うるせー!じゃあ分かったよ!バレンタインに俺から告白する!!」と啖呵を切り後に引けない状況に。バレンタインの前日にラインで勇気を出して告白します。

 

「誰かにチョコあげるの?」

「えー決めてない」「部活とか生徒会」

「俺にくれないの?」

「なんで?」

 

「好きだから」

 

 

(番外編)

こうしてめでたく付き合うことになった2人ですが、翌年の夏、彼女は体育祭運営局で競技局に入り山田くんの優秀な部下として働く事になりました。夏休みの準備中、演技局長の知念くんもたびたび顔を出します。

 

「涼介〜!一緒にかーえろ♡」

「まだ終わってねーから先に帰ってろ。」

「えー!その作業午前からやってるじゃん。まだ終わってないの?ボク手伝ってあげようか?」

「うっせーなあ。自分でやれっからほっとけ」

「え〜。」

「あのー山田先輩、平均台の個数なんですけど、これケタ間違えてませんか?」

「え?!…うわホントだ、ありがとう。」

「わー後輩に指摘されてるー」

「先輩って、周りから思われてるよりそそっかしいんですね。」

「そうなんだよねえ〜。いつもいっぱいいっぱいなの。」

「…お前ら、仲良いな…」

「だって僕ら従兄弟だもん。」

「ええーーー!どうりで…(毒舌…)」

「その点ゆうりくんは頭切れるよね」

「そうなのボク要領も良いかr

「二人とも帰れー!!」

 

そんな光景を生徒会室の窓際にあるソファに寝転がりなからじっと見つめるしめちゃんの姿が。

「なんか近いし…あ、ちょ、さわんな……」

独占欲強いのでヤキモチ焼きまくりです。

 

 

 

【監査局長の重岡大毅(高3)×イジられキャラの年下彼女(高2)】

 

シゲの部下である監査局員の小瀧くんのクラスメイトである彼女。黒髪ボブの小柄で目が大きくちんまりとした印象。体育祭ではチアに所属し、懸命に頑張る姿を見て先輩に弄られながら可愛がられていました。小瀧くんからもよく弄られており、広報局の仕事が忙しくなった時に助っ人として呼ばれたことがきっかけにシゲと出会います。生徒会室で一目惚れしてしまったシゲですが、好きと知られたくない気持ちが強いのか、愛情表現が下手くそなのか、つい彼女に意地悪してしまいます。生徒会室で届かない棚の上に手を伸ばしている姿が可愛くて仕方ないくせに、「チビやから届かんのやろ〜!さ、取ってくださいって言ってみ?」「もぉ〜うるさいなあ!」という痴話喧嘩が勃発し、生徒会室の人間は(またやってる…)と目も当てられません。広報の原稿を取りに1学年年上のシゲの教室に行ったところ、声が小さいせいか誰にも相手にされずビビっているところに「どした?何しに来たん?」とさりげなくフォローしてくれたシゲに彼女も次第に気持ちが傾いていきます。両想いなのに全く伸展のない2人を見かねた監査局が遊園地に行く提案をしました。小瀧くんは先輩を誘ったそうですが、断られたそうで少ししょんぼりしていました。ただ、遊園地に行ってカップル組ませておけば嫌でもそういう雰囲気になるだろうと思っていた小瀧くんたちは考えが甘かったようです。シゲがソフトクリームを彼女の顔につけようとしたりやっていることは学校と変わりません。こうなったら強制的に!と流星くんたちは2人を観覧車に入れこみました。

 

「なんで俺がこいつと2人きりで観覧車乗らんとあかんねん!」

(おいシゲなんで俺らが今日あの子連れて遊園地来たと思ってん)

(うっ…)

(1周で決めろよあほ)

「…」

「あ、流星くんたち小さくなってきた。」

「あっそう(くっそ〜どうしろっちゅうねん無理やろ)」

「なんなんですか!…小瀧くんも黙ってればカッコイイですよね〜、よく目立つ」

「(カチン)お前さあ、小瀧のこと好きなん?」

「えっ?!」

「いっつも仲良く話してるやん。おまけに一緒のクラスやし。」

「…違います。」

「お、図星か?ほら言ってみい、何なら重岡様が協力してやってもいいぞ。」

「だから違うってば!」

急に身体を揺らし始めたシゲのせいで、2人の乗っているボックスだけぐわんぐわん揺れ始めました。

「ぎゃーーー!何するんですか!」

「おりゃ〜〜小瀧が好きって言ってみい〜〜〜ひゃっはっは」

「やめてくださいよ!!」

どんどん揺れが激しくなるボックスを、下から眺めていた小瀧くんたちも「あいつら何してんねん…」と見つめています。

「怖いからもうやめてくださいー!」

「やめへんやめへん〜」

「もうやめてってば!!!!…っ」

ハッと気付くと、彼女の頬を涙がボロボロと流れていきました。慌てて揺らすのをやめて、彼女の前にしゃがみ込み顔を伺います。

「なっ、なに泣いてんねん!…そんな怖かったん?これこんなことじゃ壊れへんて。大丈夫やて。」

「っう…うう…だって先輩が私が小瀧くんのこと好きって決めつけるから…」

「わ、悪かった。もう言わん、ごめんな。」

コクリと頷くも涙が止まらない彼女を見て、外を見ながら一言。

 

「そんなに泣くほど俺のこと好きなん。」

 

「?!」

 

あまりに予想だにしない発言に、彼女は涙がピタリと止まってしまいました。

「俺がお前の気持ちに気付いてないと思ったん?あほちゃう〜?」

ケラケラ笑い出すシゲに、思わず彼女は持っていたカバンを投げつけ、顔面に命中させました。もうすぐ地上です。

 

「「「おかえり〜」」」

「って、お前目まっかやぞ。大丈夫か?」

「ついでに言うと顔もまっかやぞ〜」

「うるさい!」

シゲと彼女のやり取りを見て、一体シゲの告白はどうだったのかその日帰るまでわからず終いの監査局員たちでした。

 

 

 

【広報局長の阿部亮平(高2)×図書館の年上彼女(高3)】

 

成績優秀な優等生の阿部ちゃんは1年生の時からテスト期間中図書館に通い詰めます。行くといつも窓際に座って先に勉強をしていた先輩。170㎝近くある長身で、美脚の持ち主。ゆるくパーマをかけた黒髪を肩より少し下まで伸ばしています。もともと図書委員の彼女は図書館にいることが多く、勉強する時には黒淵の眼鏡を掛けて定位置の席に掛けていました。テスト週間はテストの2週間前から始まりますが、毎日顔を合わすようになり、目が合うと会釈をする程度の顔見知りになりました。

ある日、30分経っても物理の問題が解けず、しかめっ面をしていた阿部ちゃん。声は出さないものの髪をぐしゃぐしゃにして項垂れていたところに、いつも見掛ける先輩がやって来て、ノートにサラサラと方程式を解いて解答を記入しました。このことがきっかけでよく話すようになります。そして離れた席で勉強していたのが、少しずつ距離が近づき、向かい合わせで座るようになりました。秋に生徒会役員選挙があり、先輩は外交局長、阿部ちゃんは広報局長として当選しました。生徒会になれば一緒に過ごす時間が増えます。けれどそれは、これまで通りには図書室で過ごすことが出来なくなるということです。

選挙後、中間試験に向けていつものように図書室で勉強していた2人は、帰り際に生徒会の話になりました。

 

「生徒会で忙しくなるからテスト期間も図書館に来れなくなるね」

「そうですね…」

「うん。あ、これ貸してほしいって言ってた去年の数学のノート。はい」

「あ、ありがとうございます」

「じゃあね」

 

阿部ちゃんは2人きりの時間がなくなってしまう寂しさと、一緒に生徒会に入れた嬉しさが混じって複雑な気持ちです。綺麗な文字で埋められたノートをパラパラと捲っていると、ピンク色の付箋を見つけました。そこには

(私たち、付き合わない?)

という文字が。えっ…これは俺に対して?いや去年誰かに告白したのかもしれない…落ち着け俺!いやでも…という自問自答をする阿部ちゃん。

 

翌日

「先輩、ノートありがとうございました」

「いいえ。(パラパラと捲って)っふふっ」

「…何か可笑しいですか?」

「これ、どういう意味?」

 

向けられたページにはブルーの付箋が。そこに書かれた文字は

 

(僕と一緒に恋の極限を解きませんか?)

 

 

 

書記局長森田美勇人(高2)×副生徒会長の年上彼女(高3)】

 

生徒会選挙でしめちゃんと一緒に副生徒会長に選ばれた先輩。色素が薄く色白で、染めていないのに外国人のような色味の胸まである髪の毛にふわふわのパーマをかけています。一見性格もふんわりしているように見えますが、実はしっかり者で仕事もきちんとこなします。当然の如くしめちゃんがお仕事をしないので、しめちゃんに引きずりこまれて書記局長になった美勇人くんは申し訳なく思いながら仕事のお手伝いを買って出て、自然と2人で居る時間が多くなりました。落ち着いていて大人な先輩と話しているうちに、いつの間にか自分が惹かれていることに気付きます。そのことをすぐに先輩と仲が良いヒロキの彼女に勘付かれてしまい、それ以来格好のネタとしてからかわれてしまうことに。そして美勇人くんは生徒会のお仕事をしながら、体育祭のマスゲームに参加することになります。それも花形の旗持ちです。「頑張ってね、当日楽しみにしてる」と声を掛けられてルンルンな美勇人くん。浮かれすぎて練習で旗を振り回して自分の頭に打ち付けていました。

 

無事に体育祭が終わり、写真撮影大会でも大人気の旗持ちいわ(岩本照)みゅコンビ。そこに想いを寄せる先輩がやってきました。空気を読んだひーくんが「俺が写真撮りますよ!さ、みゅーとは先輩の隣立って!」とツーショを促します。先輩の背に合わせて少し腰を屈め、内心ドッキドキでピースする美勇人さん。終わった後嬉しくてつい顔がにやけてしまい顔を逸らしながら口元を手で覆います。すると「ひーくんも一緒に撮ろー!」と言う先輩の声が。「えっ?!?!」「みゅうと撮ってー!はい、カメラ」と先輩にカメラ渡されて呆然としたまま、気の毒そうな顔したひーくんと笑顔の先輩をパシャリ…。「ありがと〜。2人ともお疲れさま!」と去って行く先輩の背中を目で追いながら、嬉しかったけどちょっぴり複雑な心境な美勇人くんの夏が終わりました。

 

秋から冬になり、クリスマスの季節になりました。クラスの連中が浮き足立っているなか、先輩を誘いたくてもクリスマスの予定を聞くことがどうしても出来ず悶々としながら今日もお手伝いです。

(ああ今日こそ聞かないと…どうしよう…)

ガラッと生徒会室のドアを開けると、椅子に座って電話中の先輩がひとり。なにやら困った顔をしています。カバンを椅子に置くと、美勇人の存在に気付いた先輩が(ごめんね)という振りをして話し始めました。

「え〜まみ、来れないの?みこは?…わかった、仕方ないよ。…大丈夫、気にしないで。笑 じゃあまたね〜。(プッ)ごめんね」

「だいじょうぶですか?」

「聞いてよ〜今クリスマスの予定キャンセルされた〜」

はあ〜とため息をつきながら机の上に顔をごろんと横にする先輩。立ったままの美勇人の視線は机に広がるサラサラの髪へ釘付け。

「まみは都合悪くなっちゃって、みこは彼氏とだって。」

「じゃあおひとりですか?」

「そう、仕方ないけどねー」

「…」

「…ごめんね。笑 仕事しよっか。」

「…俺じゃだめ?」

「えっ?」

顔をばっとあげると切ない顔をした美勇人が。

「俺じゃだめですか?」

じりじりとこちらに近づいてくる美勇人と突然の事態に動揺が隠せない先輩は座ったまま身動きがとれない。

「えっ?えっ?」

顔を近づけ、まっすぐこちらを見つめる真剣な顔の美勇人の瞳に吸い寄せられる。

「…好きです…」

 

【番外編】

少し前から生徒会室の外では…

 

(ちょっと…これ趣味悪いよ…)

(じゃあヒロキは聞かなきゃいいじゃん)

(広報の資料取りたいのに…ブツブツ)

(青春やなあ〜♡)

(みゅうとくんやるね)

 

「あ、みんな何やってんの〜」

 

(((((しめが来た)))))

 

ダッシュでしめのもとに駆け寄るヒロキ。

「しめ、コンビニ行こう!」

「え〜1人で行ってきてよ。めんどくさい」

「しめ、ヒロキが奢ってくれんねんで?」

「え?!」

「そうだよ!ヒロキにアイス買ってもらいなよ!ハーゲンダッツ!」

「ハーゲン♡じゃあ行く〜♡」

「え、じゃあ僕も行きます。」

「みんなで行きましょ。」

「ちょっと…みんな…。…財布取ってくるわ…」

 

 

 

【監査局員の小瀧望(高2)×知的な会計局長の年上彼女(高3)】

 

監査局長のシゲと仲が良く、誘われて局員になった小瀧くん。その後、文化祭運営局発足の際に器具部長のポストが埋まらないことを北斗から相談されたシゲは、「小瀧!器具部長空いてんねんけど、楽やしやってみいひん?モテるぞ〜(笑)」と唆し、「シゲに言われたくないわ〜」と言いながらもまんまと罠にハマってしまいます。大変な部を任されたことに気付きながらも、一度引き受けた仕事をやり遂げようと慣れないパソコンに向き合います。監査局員でもあるため、生徒会室のパソコンを使う許可をもらい、エクセルと悪戦苦闘する小瀧くんに声を掛けてくれたのが会計局長の先輩です。頭の切れる先輩は管弦楽部所属で、くせ毛でくりっとしたダークブラウンの髪、色気の漂う容貌をしており密かに憧れている後輩もいるとかいないとか。甘え上手な小瀧くんと少し強気でお姉さん気質の先輩の相性は良くどんどん仲良くなっていきました。

ある日、サッカー部のマネージャーである後輩の女の子に「学食連れてってください!」とねだられて付き合ってあげることにした小瀧くん。教室の前で待ち合わせし、食堂に向かおうとした時にお弁当持った先輩がこちらにやってきました。

 

「先輩!どしたんですか?珍しいやん」

「お昼一緒に…って思ったけど、また今度、だね」

「えっ……?!」

「じゃあね」

「ちょっ……!!!!」

「…小瀧先輩?」

「っつ…ごめんな、行こっか」

 

先輩は滅多に後輩の教室に来ることはありません。今すぐ追いかけたい衝動に駆られましたが、後輩の約束を破る訳にはいかないという義理堅さをもつ小瀧くんは、結局後輩と学食を食べました。

その日は放課後に部活がない日。3年生だけ7限で帰りが遅いのに、小瀧くんはずっと先輩を待っていました。「一緒にかえろ?」 

チャリ通の小瀧くんと電車通学の先輩は、駅まで歩いて帰ることに。

 

「今日のお昼はごめんな」

「あの子、サッカー部の?」

「そやねん。学食連れてって、って 頼 ま れ て な〜」

 

今日、数学でな…、今度教えてあげるよー、ほんま?めっちゃ助かる、と他愛ない会話を続けながら歩く2人。ふと会話が途切れて、少しの沈黙が生まれました。

 

「…先輩」

「なに?」

「気づいとるかも知れんけど…、おれ、先輩のことすき…」

「…ふふ、知ってる。笑」

「やっぱり?」

「だって、分かりやすいもん。」

「うそお〜?」

 

とか話してる間に、小瀧くんはしれっと指を絡めてきました。

 

「先輩もおれのことすき、やろ?」

 

にこっと微笑む小瀧くんと、照れて思わず目を逸らしてしまう先輩でした。

 

 

〜 fin 〜