「若手ジャニーズが所属する生徒会組織が存在する学校の体育祭の様子を教えて下さい。」

Q.「遊さんが妄想されていた若手ジャニーズが所属する生徒会組織が存在する学校の、体育祭当日(余裕があれば前日と翌日も…)の様子を教えて下さい。」

 

A.

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生徒会妄想の設定などはこれまでの記事を参考にしてください。

 

【クラスと紅白分け一覧】

○赤

3-2 健人・光・深澤・安井・みゅカノ(この時点ではまだ彼女ではない)・ひろきカノ

3-4 優馬・山田・圭人・有岡

2-1 北斗・京本・高地

2-2 小瀧・森田・諸星・しげカノ

2-5 岩本・田中

1-1 向井・顕嵐・宮近

1-4 神宮寺・朝日・勝利

 

○白

3-1 重岡・薮・高木・妃恵留・こたカノ・阿部カノ

3-3 伊野尾・裕翔・知念

3-5 宮舘・渡辺・仲田・風磨

2-3 阿部・佐久間

2-4 七五三掛・流星・神山・しめカノ

1-2 岩橋・ジェシー・萩谷

1-3 金内・閑也

1-5 紫耀・海人・岸

 

マスゲームにおいては紅白採点に関係がないため、自分が所属したい方に希望を出すことが出来ます(例:神山は2-4のため白組であるが、マスでは赤に所属している)

 

※生徒会のキャラ設定だけ細かく決まっているのでそれぞれの彼女もクラス(紅白)分けしています。彼女がいるいない含めて他の人の恋愛模様は自由に妄想してください

 

 

【体育祭前日】

 

いよいよ明日は体育祭。夏休みから猛練習に励み、高校3年生は1年前から明日のために準備をしてきました。伊野尾ちゃんが設計を手がけた櫓もグラウンドのど真ん中に建設中で、完成間近です。

 

マスゲームやチア、応援団も最後の追い込みです。

赤マスの練習ではいつものように怒号が飛んでいます。怒鳴り声は主に樹と神ちゃんです。「オメェらまだ揃ってねーぞ!」「明日本番やぞしっかりせえ!」3年でトップの薮くんは腕を組み黙って練習風景を眺めています。美勇人はみんなと混ざって黙々と練習。休憩中、気になったところを後輩に直接伝えています。ひーくんは余裕があるので自分の動きを確認しつつ全体を見渡しています。「やぶぅ〜!」「伊野尾ちゃんまだ練習中だから…」「だって俺もう暇なんだもん」「ちょっとぉー!伊野尾先輩なにやってるんですか!まだ櫓出来てないんですから見てくださいよ!」「そこは柊真に任せた☆よっ!製作部長!」「なにゆってるんですか!アナタがボクに部長押し付けたんでしょうが!ハイ行きますよ!」「え〜…わかったよ〜」

白組からもトップの光が中心となって怒鳴っているのが聞こえてきます。ミスをした後輩のことを横目で睨みつけ、声を掛けないまま目線を戻すのが逆に怖い。次に声を張り上げているのは意外にも大我。裕翔は黙って見ていますが、普段のにこやかな表情とは打って変わって厳しい表情を崩しません。怒鳴りはしないけれど、一番こだわりが強く同じ振りを揃うまで何度も繰り返させます。周りの疲弊していく様子と「まだやらせるの…?」という雰囲気を感じ取った圭人が「ゆ、裕翔くん、もうよくない?」と声を掛けるも「駄目、揃ってないからもう一回。」と頑固。結局光が休憩を切り出して終わりました。

応援団は普段の練習から今日まで終始和やかです。「え、康二くん本番って明日なん?」「明日やで?!笑 紫耀お願いやから明日遅刻せんといてな!」

 

運営局も明日の流れの確認など最終調整でバタバタしています。局長の優馬が頑張っている姿を見ていると自分が手を抜く訳にはいかないと局員の背筋も伸びる。山田くんは連日の競技練習の統率やら競技器具の移動確認で、白い美肌を晒して太陽の下で働いているのでやせ細り麗しさが増しています。知念くんは運営局の基地である会議室で膨大なプリントやファイルが積み上げられた机を横目に紙パックのオレンジジュースをごくごく。そろそろ時間か…と思い備え付けのマイクをオンにすると「みなさん5時半になりました。マスゲームやチアリーディング、応援団の皆さんは今日の活動を終えて下さい。」とアナウンスして演技局長としての仕事をします。しかし、明日が本番なのでなかなか練習を終える気配がありません。知念くんはボリュームを最大まで上げてこう言いました。「みなさーん、5 時 半 になりました。…6時までに校門を出なかったら明日の朝練は禁止にしまーす!」このアナウンスを聞いた途端、「はあ?!」「練習終わりー!」「みんな更衣室に急げ!」「絶対に6時までに校門出ろ!」「くっそ知念あいつ…!」「容赦ねえ…」という声があちこちに聞こえてきて知念くんは大満足の笑顔でマイクをオフにし、2階の会議室の窓から更衣室に駆け込む生徒たちを眺めていました。

怒濤のように足音が廊下から過ぎ去ってゆき、6時を過ぎると一気に校内が静まり返りました。知念くんは毎日忘れ物やゴミはないか教室を巡回します。教室にはマスに使う道具や、脱ぎ散らかしたTシャツが至る所に放置してあります。(この光景を見るのも最後かあ…)となんだか感慨深くなって教壇に立ちつくす知念くん。(涼介が競技局長やるって言ったからボクも入ったけど、なんだかんだ楽しかったなあ〜)教室から出たところを「知念くん!」と声を掛けられ、振り向くとそこには局長の優馬の姿が。「優馬お疲れ〜。そっちも終わったの?」「とりあえずな〜」「そっか」「あんな、知念くん」「なに?」「今までありがとうな」「…優馬〜本番は明日だよー?笑」嬉しくてもつい照れ隠しに笑っちゃう知念くんとそれも全部お見通しな優馬の笑顔が夕陽に照らされました。

山田くんはひとりグラウンドにぽつん。櫓やテントが建てられ完成したグラウンドを見て思わず涙がこみ上げてきます。「あれー涼介泣いてるのー?」「…泣いてねーわっ!」そっぽ向いて目を拭う山田くんを微笑んで見つめ、「ボクたちもそろそろ帰ろっか」と山田くんの背中に声を掛けました。

 

マスゲームなどは前日の夜に前夜祭という名の団結式が行われます。学校は6時に追い出されてしまうので、場所は近隣の公園です。基本的に体育会系の人間が集まっているため話し始めたらアツくなってしまいます。「散々怒鳴ったけど、お前らが日に日に良くなっていったのわかってスゲー嬉しかったし…」トップバッターから泣き出す樹。「今までホンマよう頑張ったなあ〜みんなの頑張り伝わってきたで!」言葉に熱がこもる神ちゃん。「俺らの代で潰す訳にいかねーからすごいプレッシャーあって…それで皆にあたることもあったけどっ…」嗚咽しながら話すひーくん。「俺…先輩にも迷惑掛けたし引っ張っていくのとか苦手でいわもっちゃんに甘えてばっかだったけど…このメンバーでやれてよかった…」ひーくんにもらい泣きして止まらなくなっちゃった美勇人。赤マスはこのように次から次へと泣いて前日がクライマックスかのよう。最後は、薮くんが「明日は今までやったことを出し切ればいいから。最高のもの見せようぜ!」とビシッと締めてくれました。

白マスは赤マスに比べて穏やかな人間が集まっているので前夜祭も和やかな雰囲気で進みました。練習ではニコリともせず鬼のようだったトップの光も随所にモノマネを挟んでみんなを笑わせます。一番泣いたのは裕翔です。 「俺、自分であんまり気付いてなかったんだけど、完璧主義みたいなんだよね。それで皆にキツイことさせたりしたけどごめんね…」と話しているうちに自己反省へ突入しました。気まずい雰囲気になってしまったので 「でも裕翔くんのおかげでみんなスゲー上達したよ!」と圭人が言うと皆が次々とフォローしてくれました。締めの光は「失敗なんか気にせずに、明日は楽しもうぜ!!」と笑顔で解散しました。

解散した後、コンビニに寄って飲み物を買い、歩きながら話す薮と光。「明日本番なんて信じらんねえよな」「だな〜」「緊張しすぎてヤバいよ…」「大丈夫大丈夫、なんとかなるって!」「薮は楽観的でいいよな…。俺、さっき『失敗なんか気にせずに楽しもうぜ!』って言ったんだけど、一番俺が失敗しないか気になってんの(笑)」「…光は俺と真逆だもんな。でもなるようにしかならないしさ、大丈夫だって」「…そうだね」「俺なんか何も考えてないけど『最高のもの見せようぜ!』ってカッコつけたぜ!」「ぶっ(笑)あ〜あ、後輩は『(声色変えて)さすが薮先輩!カッコいい!』って言ってるよーこんな奴なのにw」

 

 

【体育祭当日】

 

のえたんがてるてる坊主を会議室に掛けておいてくれたお陰で雲ひとつない晴天となりました。今日だけのためにスプレーで髪色を変えてきた生徒がたくさんいます。

 

・開会式

 

運営局長の優馬は赤髪、副局長ののえたんはシルバーがかった白髪になっており、開会式では頭が紅白の2人が開会宣言をしてくれました。「僕たちー!」「赤組白組はー!」「精一杯最後まで闘い抜くことをー!」「「誓います!!」」生徒会長のヒロキからのお言葉もあります。「青い空!白いグラウンド!キイイイイン(マイクが割れる音)…あ、うるさい?今日は絶好の体育祭日和ですね!これまでの努力が実りますように!全力で楽しみましょうー!うぇーーい!!」

 

次は豪華な衣装を身に纏った団長団によるマイクパフォーマンスです。

健人「優勝は俺たち赤組だぜ!!絶対負けねェやるぞお前らァ!!!」\オー!/風磨「…まあ最後に勝つのは白組ですけどねー」勝利「まあ?今のやる気からしてもう既に?赤組が勝ったも同然ですけどね?(ドヤッ」ジェシー「…なんかこの人たち自分たちを過信してると思いませんか〜?」\イェーイ/神宮寺「オイオイそんなんで赤組に勝つ気あんのかよ〜!」岩橋「今日は皆さん正々堂々と戦いましょうね♡(無視」

 

 

・クラス対抗リレー

 

紅白の競争というよりクラスの意地の張り合いが見所です。魅惑の声を持った放送部長のシゲがユーモラスに実況してくれます。が、たまに私情が入ってしまうようです。「さあ4組にバトンが渡りました…オイ流星何しとんねん!タスキをハンドバッグみたいに肩にかけるな!(え?おれ?)ああもうええから走れ走れ!!…あ、先生すいませ〜ん♡」3年はアンカーが薮・光・裕翔・優馬・仲田の有名人揃い踏みで1組と5組で接戦の末5組が1位を勝ち取りました。2組は面子的には勝てるはずなのに深澤が周囲に手を振って失速、3組は伊野尾ちゃんが悠長に走っていて順位を落とし、4組は途中まで1位だったのですが圭人がバトンを落としてしまいました。2年はアンカーの森田(2組)岩本(5組)のデッドヒートでしたが、ひーくんが一歩速くゴールです。2組のシゲの彼女はあまり走るのは得意でなく途中でこけてしまったようです。半泣きでゴールに向かうと、次のバトンの小瀧くんが「ようやった!あとはまかせろ!」と言って抜かれた分を取り戻す走りをみせてくれました。1組と3組は頑張るも2組と5組が圧倒的な強さに惜しくも敵いませんでした。1年は1組の圧勝です。スターターの宮近が差をつけ、中堅の康二が距離を開き、アンカーの顕嵐くんが独走状態でゴールしました。2位は4組。アンカーの勝利が距離を必死に縮めようとするも追いつけませんでした。

 

 

・綱引き

 

ヒロキ「よーし俺が必勝法を伝授するからな!足広げて!腰を落とす!あとは、(胸に手を当てて)ココだー!」しめ「よくわかんない」

 

 

・障害物競争

 

借り物で「好きな人」を引き当てた美勇人が本部にいた先輩を引っ張って見事1位でゴールしました。 「なんて書いてあったのー?」と聞いても照れた顔で「ないしょ」と教えてくれません。シゲ「みゅーとーこわいわー…あっすみませんつい心の声がwww」渡辺くんは「麦わら帽子を被った保護者」を早く連れて来ればいいんです人妻を口説かないでください。宮舘くんは「ツインテール」の子なら誰でもいいんです選り好みしないでください。

 

 

・玉入れ

 

競技を科学的に分析する阿部ちゃんは力加減を計算していたのに当日になってカゴが固定されてないことを知り愕然。練習で気付きましょう。紅白1人ずつカゴを背負い、お互い敵チームのカゴに玉を投げます。赤はふっか、白は知念くんがカゴ役です。白組はふっかの背負っているカゴに投げる訳ですが、途中からカゴではなくふっかめがけて投げる生徒が多数発生し結局ほとんど玉は入っていませんでした。「ちょ!マジでやめて!」「ふっか顔がデカいもんな」「それは言うな!」シゲの顔が本当に楽しそうでした。赤組は知念くんが逃げ切りました。すばしっこかったというのもありますが、赤組によると知念に当ててはいけないという理性と当てた後が怖いという気持ちが芽生えたそうです。

 

 

《競技の合間の様子》

 

プログラムを円滑に進行させるのに重要なのが招集係。声掛けをして整列させたり、まだ来ていないクラスや生徒を呼び出したりします。結構体力気力を必要とされる。茶髪ピアスの風貌でTシャツの袖を捲り上げ、拡声器を持って常に声を出しているのは部長の渡辺と副部長の宮舘です。夏休みはおろか前日まで学校で姿を見なかったのに、今日はリーダーシップを発揮しています。「おい!そこの1年、座れ」「時間遅れたら周りに迷惑かかるだろうが」「時と場所を考えろ、今喋るな」と一喝して静まりかえるので頼りになります。先輩見た目が怖くてチャラいです。

人数が必要なので、当日は仕事がない生徒会はこの部署にヘルプに来てくれました。局員の小瀧くんもそのひとりです。「あーお前らはよ並べー」「あ、のぞむ!ちゃんと仕事やってる〜?」「今まさにやってるわ笑」とつい同級生だとお喋りしちゃうのんちゃん。みんなの人気者なので人は集まるもののなかなか私語が止まらなかったり整列出来ません。「ちょっと!もう前の競技終わるから並びなさい!」とのんちゃんの彼女である会計局長の先輩が一蹴するはめになってしまいました。不機嫌になる先輩と、あちゃー(やってもうた)顔の小瀧くん。休憩になると、「…せんぱ〜い、お疲れさまで〜す」とそっとアイスを差し入れして先輩の顔色を伺うのでした。

 

 

・大縄跳び

 

1年生がクラスで競う種目。弟組がぴょんぴょん飛んでる姿がかわいいです。ここでも1組と4組が競うことに。2組は岩橋くんが足を引っ張り、3組は全体的に覇気が足りず、5組はうみんちゅがいまいちタイミングが掴めなかったようです。

 

 

マスゲーム

 

この演目に合わせて保護者やOBOGも集まってきてグラウンド周辺のテントは満員になりました。真正面に本部のテントがあり、そこから生徒会の面々は見守ります。そこへ知念くんが息を切らして走ってきました。最前列のド真ん中に胡座をかいて座ると、「ボク、演技局長だから!」とキラキラした笑顔で言いました。知念くんも演技局長として1年前からマスゲーマーたちと何度も討議し一触即発な雰囲気の時もありましたが、マスを作り上げたメンバーの一員なのです。入場では薮くんは堂々としていましたが光は若干表情が強ばり、緊張した面持ちで演技を見ていました。赤は神ちゃんは終始笑顔、樹は演技しながら泣き、美勇人は真剣な顔付き、照くんは他の人とアイコンタクトを取って頷いています。白は高地くんが少しタイミングがズレてしまったようですがすぐに修正してきました。裕翔はパーフェクト、圭人は心配そうに足下を時々見ながら、大我は凛々しい表情で演技を終えました。本番では光が最後まで心配していた揃えなければならない演技も成功し、赤も白も有終の美を飾ることが出来ました。

退場では、前夜祭でも泣かなかった薮と光含め全員が号泣し、他の生徒がつくった花道を歩き抜きました。DVD用のコメントを求められ、腕の衣装で涙を拭った薮くんが「これまでついてきてくれた皆に感謝したいです。ありがとうございました!」と爽やかな笑顔で答えてくれました。

マスは男女混合で行われます。白マスだった阿部ちゃんの彼女は演技を終え、阿部ちゃんのもとに近寄るも、肌の露出が多い衣装を着てるため彼女を直視出来ないようです。「阿部くんどうだったー?」「えっいやっあのっ」「なに?」「き、キレイでした…」「ほんと?なんで目そらすの笑」「いやちょっと露出が…」「これ?!笑」「どうかなりそうなんであんま近づかないでください〜!」 ジタバタする純情阿部

 

 

・騎馬戦

 

健人「騎馬戦、これが男と男の真の勝負じゃのお…」風磨「なんでいきなり広島弁?笑」健人「誰かを守ろうとした時、人は初めて強くなるんじゃあ!」風磨「だからこれなに?なんなの?」健人「赤組の野郎どもぉ!白組を負かして勝利は赤組じゃあ!」\うおおお!/風磨「白組の俺らだってやる時はやるよなあ?!」\しゃあああああ!!/「いいか!あんなエセ広島弁野郎なんかに負けんじゃねえぞ!」

デーレッデッレッデーレーデーレッデッレッデーレー…

「「いくぞおおおおおおおお!!!!」」

バンッ!バンッ!バンッ!ドゥルールードゥルルルードゥルルルルードゥルドゥルードゥルルルドゥルルルルル!バッボォーーーイズ!(競技BGM:BAD BOYS

赤組の大将騎手は健人、白組の大将騎手は風磨と団長が務めます。大将騎は一騎打ちです。美勇人が騎手、その下のセンターで支えている照は「みゅーと!飛ばしてくぞっ!」「おうっ!」とやる気満々で開始から猪突猛進し白組に殴り込みに行きました。狙うは騎手渡辺、騎馬宮舘佐久間阿部です。この騎馬は開始前から殺気に満ちたただならぬ雰囲気を醸し出していました。下級生はまず手を出せません。山田騎手VS知念騎手、優馬騎手VS重岡騎手の騎馬など見所満載です。あれ、輪から外れたところにしめちゃんを乗せた騎馬がいます。「ヒロキー!逃げて!」「え?!逃げんの?!」「いいから!みんなすごい…(テントから見守るしめカノを発見)っしゃあ!!行けヒロキ!それ突撃ー!!」「どっちだよ!笑」

 

 

・閉会式

 

健人「いや〜いい勝負だったんじゃないですか?」風磨「いやいやいやもうこれは明らかに白組の勝ちでしょう」勝利「佐藤勝利だけに赤組が勝利したいでーす!」ジェシー「…じぇじぇじぇジェシーだけに!あれ?笑」神宮寺「騎馬戦で誰こいつかっけえ…って思ったら、俺なんすよ」岩橋「さてそれでは結果を見てみましょう!」

 

赤:3320点、白:3250点

 

優勝は僅差で赤組でした。優勝旗が校長から赤組団長の健人に授与されます。健人は振り返って弾けんばかりの笑顔で優勝旗を大きく掲げました。

岩橋「…っぐすっ」神宮寺「おい、何泣いてんだよ〜笑」岩橋「だって負けちゃったから…」神宮寺「白組も健闘したじゃん。って俺何様…、まあ神宮寺様なんスけどぉ〜」岩橋「ふふっ(笑」ジェシー「今年は負けちゃいましたけど、来年見てて下さいよ。白組が倍返しだ!!」健人「優勝は俺ら赤組でした。けど、ここまで赤組が力を出せたのも、強力なライバルである白組がいたからこそだと思います!風磨、ありがとう」風磨「…この1年間、団長としてお互い衝突することもあったけど、中島と一緒にやれて良かった。ありがとう」握手を交わす紅白の団長に歓声があがりました。

「みんなのお陰で体育祭を終えることが出来ました!ありがとうございました!」と挨拶する優馬の顔は晴れ晴れとしています。下では如恵留がボロボロと大粒の涙を流して号泣していました。優馬の閉会宣言で体育祭は幕を閉じました。

 

 

【体育祭終了後の写真撮影大会】

 

生徒が写真を一緒に撮りたい人気ナンバーワンツーはマスゲームトップの薮光。薮くんは笑顔で「お疲れー!」と言って剣を持たせてくれますが、光は人見知り発動でぶすっとしています。「光、後輩が怖がってるぞ。ごめんねーこの子人見知りなの(笑」爽やかな局長優馬にも普段声を掛けられない後輩がたくさん集まって来ます。「どこの部署だったん?」「あの、保健です…」「そうなん、ありがとうなー!」1人ひとり笑顔で対応する優馬に後輩は次々に射抜かれていきます。旗持ちいわみゅも大人気です(美勇人の先輩とのやり取りは2つ目のインタビューズにて記載済)。だてなべは体育祭終わったらとっとと帰るかと思いきや、チアの可愛い子ちゃんと写真を撮っています。「あ、じゃあこれ後でLINEで送るわ!ID教えて?」とサラっと聞くのが渡辺。黙ってクールに写真撮って別れたと思ったらいつの間にかちゃっかり交換してるのがだてさん。本当は撮られる側なのに気付いたらカメラ係になってた気遣い屋さんな神ちゃん。大我は本当は女の子と写真撮りたいけどそれを悟られたくないためポーカーフェイスで「知らない人と写真撮るの無理」と言ってさっさと帰ってしまいました。しめちゃんの傍に彼女がそっと近寄って来ると、ヒロキが「あっ、しめと写真撮る?俺撮るよ!おふたりさ〜んこっち向いて〜!あーもっとくっついてくれないと入らないなあ〜☆」とバレバレの演技をして恥ずかしがりやの2人のツーショットを撮ってくれました。

 

 

【体育祭の次の日】

 

生徒は登校し各自配属していた部署の片付けをします。

ヒロキと彼女は体育祭前は運営局にも貸していた生徒会室をお掃除です。「はー、とうとう体育祭も終わっちゃったね。忙しかったけど、無事終わって良かったー」 「忙しそうだったもんね。帰るのも遅いし」すたすた先を歩いて行っちゃう彼女。「そうだよね。あんまり一緒に帰れなかったし…あれ?寂しかったー?」「(振り返って)そんなわけないじゃん、バカヒロキ」 「素直じゃないな〜。今日の片付けも?生徒会でもないのに?手伝いに来てくれたんでしょ。やっさし〜☆」「もーうるさいなー。打ち上げ、誘われたから。もちろんヒロキのおごりだからね!」 「はいはい(笑」

片付けが終わったら、夕方から各部署で打ち上げがあり、生徒会は生徒会だけで焼き肉を食べに行ったのでした。ちなみに美勇人はマス優先で生徒会の打ち上げは不参加です。「え、俺なしでもやるの?ひどくね?」

一通り片付けを終え、会議室で校庭を眺めて黄昏れる山田くんと知念くん。山田くんは眼から生気が失われて燃え尽き症候群のようです。「あ〜終わったな〜。怒濤の1年だったな〜」「ねー、でも楽しかった!」「あーこれから受験まで半年なんて考えらんねーよ」「そういえばこないだ模試返却されたよね。涼介どうだった?」「うっ…俺に聞くなよ…」「これから猛勉強しなきゃね!ボクが教えてあげる♡」「うわー!こう見えて知念はスパルタなんだよ…」「ボクが教えれば合格間違いなしでしょ!」

 

こうして高校生の短い夏が過ぎていったのでした。